料理の中で

ビタミンCの破壊を防ぐ
大根おろし、ジュースなどに適量の酢を加えます。

ご飯を日持ちさせる
2合に大さじ 1杯の米酢を入れてご飯を炊くと、夏場でも傷みにくく長持ちし、お弁当にも重宝します。ご飯に酢の味は全くせず、ふっくら炊き上がります。

手についたゴボウ、ズイキのアクをとる
強いアクは石けんでもなかなか落ちにくいものですが、酢で洗うと落としやすいです。

里芋や山芋の痒みをとる
里芋や山芋をさわって痒くなったときは、手に酢を擦り込んで洗うとやわらぎます。

コンブをやわらかくする
酢を少量入れて煮ると、やわらかくなります。

そうめん、ラーメンをさっぱり食べる
そうめんのつけ汁やラーメンのスープに酢を入れると、さっぱり美味しく食べられます。

川魚の泥を吐かせる
酢を入れた水で泳がせると、泥臭みが抜けます。

サバ、イワシなどの臭いを消す
煮付けの仕上げに酢を少々入れると、生臭みが消えます

煮干しのカビ臭をとる
煮干しにカビができたとき、酢を噴霧して陰干しにすると、カビ臭がとれます。

ゆで卵の白身の流れ止めに
ゆで卵を作るときに酢を少量加えると、卵が破れても白身が流れ出にくく、殻がむきやすくなります。

野菜を白くする、アクをとる
れんこん、うど、ごぼう、山芋は、水カップ 1に酢小さじ 1の酢水にさらします。
浸す時間は、香りや栄養分がぬけないように“切るはしから切り終わるまで”の短時間にします。

野菜のぬめりをとる
里芋、山芋のぬめりをとるには、水に少量の酢を加えて下茹でします。


生活の中で 

ガラス食器の汚れをとる
曇った汚れには、粗塩大さじ 2に酢大さじ 1/2を混ぜたもので磨くと、驚くほど汚れが落ちぴかぴかに光ります。洗い水に酢を入れて洗うだけでもツヤが出て美しく光ります。

陶器の汚れをとる
粗塩大さじ 2に酢大さじ 1/2を混ぜたもので磨くと、茶碗や急須の茶渋がきれいに落ちます。

植物の水揚げをよくする
ササ、竹、ススキ、アジサイ、アザミ、ほおずきなど、特別水揚げの悪い植物は根元を切り、切り口に原液の酢に少しのあいだ浸け、その後水につけます。

革製品の汚れをとる
酢をつけた布で拭くと、きれいになります。

窓や柱の汚れを落とす
1リットルにアンモニア 1カップと酢少量を加えたもので洗うと、汚れがきれいに落ちます。

畳の汚れをとる
酢を少量入れた水に雑巾を固く絞って拭くと、汚れが落ちます。

壁、木細工、板すだれの汚れをとる
1/4カップ、アンモニア 1/2カップを 1リットルの湯に入れ、これに浸した布で洗ったあと、水ですすぐときれいに落ちます。

排水管のツマリをとる
ひと握りの重曹と 1/2カップの酢を排水管に注いでから水を流します。

赤チンの色をとる
酢をつけて洗うととれます。

染色の色止めに
酢を入れた水で仕上げ洗いをすると、色止めになります。

漂白剤のぬめりをとる
指に漂白剤がついてぬるぬるするときは、酢を擦り込んで洗うと緩和されます。

里芋や山芋の痒みをとる
里芋や山芋をさわって痒くなったときは、手に酢を擦り込んで洗うとやわらぎます。




体の中で

便秘解消

お酢には胃酸の分泌を促す作用があり、胃酸やお酢の成分そのものが胃や腸を刺激し、ぜん動運動を活発にすると言われております。さらに、お酢には、腸内の善玉菌を増やすことで、便通の改善効果が期待できます。
便秘でお悩みの方は、一度、酢大豆をお試しください。大豆に含まれる食物繊維の作用も加わり、効果が期待できます。

◆酢大豆の作り方:広口ガラス瓶にお酢 540mlと大豆 1合を入れ蓋をして 4日間置きます。 5日目からは瓶を冷蔵庫に入れ、きれいなお箸かスプーンで取り出し、 156粒を目安にお召し上がりください。

疲労回復

スポーツの後など体をよく使った時に疲れたと感じるのは、体内でエネルギー不足となっているからです。
糖分を摂り、グリコーゲンを補給する必要があります。お酢と糖分を一緒に摂ることで、より効果的にグリコーゲンを補給できます。お酢を活用して疲れを癒してみませんか?

内臓脂肪を減らす

岡山県立大学の研究ではお酢には毎日摂ることで、内臓脂肪を減らす働きがあることがわかってきました。
内臓脂肪とは、内臓の周りにつく脂肪のことです。これが溜まると、高脂血症、高血糖や高血圧などを引き起こし、メタボリックシンドロームにつながっていきます。生活習慣を見直し、改善していくのに、お酢をご活用ください。

高血圧予防

毎日お酢を摂り続けることによって、高血圧の人には血圧低下効果があることがわかりました。
また、正常な血圧の人がお酢を摂取しても血圧は低下しませんので、安心してお試しください。

食欲増進

夏場、暑くて食欲のない時期、酢をきかせた料理は食欲を回復させてくれることがあります。酢のさっぱりとした酸味が、味覚や嗅覚を刺激し、唾液や胃液の分泌を促し、食欲増進作用のお手伝いをします。

血中脂質低下

お酢の主成分である酢酸には、高めの血中脂質を低下させる働きがあることがわかってきました。
高脂血症は高血圧とともに動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因ともなります。毎日お酢を摂ることで、血中脂質を低下させる効果が期待できます。


ここに書かれているものは一般的に言われていることですが、大量に使用してその効果が増すことはありません。




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